駅徒然#2 鱈仁川駅~皆千葉螺線&田舎線&かめ鉄線

駅徒然シリーズもこれで二回目になりました。いよいよシリーズとして胸を張って名乗れそうですね。

そんなことはさておき、今日紹介するのは輝きを放っていた都市「鱈仁川」です。

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仁川駅

田舎線だけでなく皆千葉螺線も乗り入れ、去年の秋ごろにはこの鯖内でも規模の大きい年でした。しかし、亀井や霞ヶ関などの台頭によって、影を薄め、さらにリス地に近く、地理的条件から新規線路敷設が難しかったことから、近年に入るまで開発から取り残されており、まさに陸の孤島状態でした。

なんでこんなことになったのかを検証する前に、この駅とくじら線との関係を紐解く必要があります。実は、陸の孤島といった鱈仁川駅ですが、初期はそんなことはなく、寧ろ栄えている駅でした。そんな中線路の敷設申請をしたのが、現くじら高速鉄道建設者のKEI氏でした。彼は鱈仁川の地理に目を付け、鱈仁川~亀井までの新規線路敷設を考えていました。しかしながら途中通過点にリス地があることなどから計画は頓挫、くじら線用として建設された駅ビル、水族館までもが開発を中断し、以後放置されることとなりました。

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当時のくじら線の路線計画

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当時の鱈仁川駅、くじら線駅舎予定地


これが鱈仁川駅の転機となり、以後覇権を握ったかめ鉄は鱈仁川を敬遠、となりの霞が関の発展を横目に見ながら寂しい時を過ごすとになりました。

そんな鱈仁川は最近鯖主によって開発が再スタート、かめ鉄乗り入れも始まり、今後は発展を遂げていくものと思われます。

一時は衰退をした鱈仁川でしたが、また光が当たる日はもうすぐかもしれません。