かめ鉄春のダイヤ改正2021

かめ鉄とくじら線を管轄するSR(シルヴァー旅客鉄道)は、かめ鉄ネットワークで4月3日にダイヤ改正を行うことを発表した。

主なダイヤ改正内容は以下の通り

 

・かめ鉄本線を支線格下げ、くじら湾方面を本線に格上げ

かめ鉄本線は霞ヶ関~南亀井であったが、利用者減少に伴い、亀井公園~霞ヶ関を支線に降格し「霞が関線」とする。代わりに亀井公園~くじら湾を本線に格上げすることになった。

・かめ鉄本線に40年ぶり新駅開業

新駅として亀井~東霞が関の間に「亀井新町」「亀井公園」の2駅が開業する。これは鱈仁川・くじら湾方面線へのアクセス向上が目的で、SK線への直通も予定されている同線では、増発も行われる。増発に伴い新たな本線では単線区間の複線化と、鱈仁川駅、くじら湾駅のホーム延長、さらには線形改良も行われ、それに伴い、新たな本線の全列車が東霞が関を通過するようになる。

・かめ鉄2000系ラストラン

かめ鉄2000系は導入から25年が経過し、B修繕工事が行われることとなった。しかしながら、旧かめ鉄本線は霞ヶ関でいろいろあったおかげで既に減便が決まっており、新型車両の導入で余剰が発生することから、SK鉄道に譲渡されることとなった。譲渡に伴い、ドアや色の塗り替え、VVVF化なども行われており、今後に注目だ。

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かめ鉄での役目を終える2000系

・かめ鉄本線から日中の速達種別消滅へ

先述のように、霞ヶ関でいろいろあった影響で、霞ヶ関の利用者は減少しており、これまで毎時12本確保されていた本数が6本に半減される。そのため、亀井公園~霞ヶ関は日中の速達種別が消滅し、普通列車のみとなる。また、これまで直通を行っていた田園都市線は、引き続き運休する。

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霞ヶ関~東霞が関を走行する快速列車

 

・特急が復活、くじら湾へ運転

特急列車は田園都市線運休後、走る場所がなく、長きにわたり運休していたが、くじら湾~緑ヶ丘の間で復活を遂げる。距離としてはあまり離れておらず、中途半端感は否めないが、今後開通する予定のSK直通線での運用を見越してのことだろう。停車駅は従来とほぼ変わらないが、一部列車が亀井公園駅に停車する。

・くじら線、日中の準急の運転取りやめ

くじら線では、快速通過駅利用者の利便性確保と、霞ヶ関への利便性向上の両面から、長らく3本/毎時で、緑ヶ丘~霞ヶ関の準急列車を運行してきた。しかしながら、いろいろあったこと(ry)により廃止されることとなった。代替列車の設定などはない。

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くじら線を走る準急列車(新亀井~亀井大社)

・新型車両を導入

きつねがライオンに食われた事件や、某ウイルスなどで逆風が吹く中、かめ鉄とくじら線は路線延伸に伴い新型車両を投入する。くじら車輛からはかめ鉄向けに5080系の導入が行われる。また、まげねっと車輛からはS1000系の増備が行われることとなった。  現在運用中の5000系列車についても、初期者に関しては製造から十数年が経過しているため、A修繕工事が行われる。

・総括

今年はマイナス面での影響が重なり、やや縮小気味のダイヤ改正となった。しかしながら将来的に行われるSK線直通に向けた設備投資や、新駅開業・新型車両導入など明るい話題も見られた。                               またかめ鉄では、従来の本線を支線に格下げするという大胆な策に出ており、今後へ期待が高まります。